まな板作成を頼まれました。
お施主様の庭にあった”大楠”を切り倒すことになり、「その切株を、まな板にしたい!お宅で作成できますか?できたまな板に焼き印も押したいのですが、できますか?」と依頼がきましたので、引き受けました。先ず、製材所で切株から希望の寸法のまな板の大きさに加工してもらい、その後、そのまな板に”やすり掛け”と”かんな掛け”をし、焼き印を押して完成しました。ちなみに、焼き印のデザインは、お施主様が描きましたよ。その案を彫金所に依頼して作ってもらいました。まな板になるまでに、6工程は、かかりましたね。お世話になった方々に、プレゼントするそうです。50枚ぐらい作れました。根元の一番大きい部分は、お餅つき用の昔ながらのウスを作るそうです。切られてしまったけど、大楠としては、本望だったのではないでしょうか。